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こんにちは。

映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。

今回は、映画「レベルリッジ」をご紹介します。

あらすじ

元海兵隊員のテリーは、微罪で拘留されている従兄弟のために保釈金を届けに行く際中、パトカーに止められる。
交通違反の容疑を掛けられた上、金を没収されてしまう。
なんとか保釈金を工面しようと奮闘する中、テリーはいつの間にか、警察権力による陰謀に巻き込まれていく…

感想

『ブルー・リベンジ』(2013)、『グリーンルーム』(2015)、『トゥルー・ディテクティブ』第3シーズン(2019)

などの監督・演出で知られるジェレミー・ソルニエの6年ぶりの新作映画。

『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』(2018)に次ぐNetflix映画です。

▽ 人物像

→テリー・リッチモンド(アーロン・ピエール)

 元海兵隊。従兄弟のために保釈金を届けに行く途中、警察官により金を没収されてしまう。

→サマー・マクブライド(アナソフィア・ロブ)

 法律事務員。次第にテリーに協力する。

→サンディ・バーン(ドン・ジョンソン)

 テリーに圧力をかける警察署長。

©Netflix

▽ 人種差別問題

この物語は、テリーが街で警官に遭遇し、

従兄弟の保釈金用として所持していた金を没収されてしまうところから始まる。

法律事務所に駆け寄るが、法律によれば、「警察が不審に感じた場合、このような行動を取るのは

「民事没収」として認められており、違反ではない」という。

そもそもただの交通違反で、なんならパトカーがテリーの自転車に当て転ばせた挙げ句、

手錠までかけ、カバンの中を全て確認するというのは明らかにやりすぎでは?なんでそこまてまする?

それは、テリーが黒人だから。

黒人なら過剰に疑っても構わない、多少乱暴に扱っても許されるという考えが、彼ら警察に植え付けられている。

こうした人種差別、あるいは「民事没収」が認められているという制度的不公平性、

巨大過ぎる権限を持った警察という問題が数多く残るアメリカ。

権力者によって社会的弱者は搾取され、騙され、挙句に命まで奪われてしまう。

ただ、この様な問題たちはアメリカだけでなく、どの国でも起こり得ること。

こうした今の世の中の息苦しさが、明瞭に描かれている作品です。

▽ ちょっとひと息・・・

サマーって、

「チャーリーとチョコレート工場」バイオレット役でしたか!

なんか凄く大人になりましたね。

あの時はいじわるな女の子でしたが、今回は勇敢な女性へと成長しました。

そして、テリーを演じたアーロンさん。

アクションシーン完璧です。

荒々しくではなく、冷静に淡々と弾抜きしていくところとかスタイリッシュでかっこよかった。

最後に

ユーモアと友情、そして感動が交錯し、

シニアたちの意外な活躍と新たな魅力が再発見できる、そんな作品です。

【 Netflix で独占配信中!!!】

ぜひとも観てもらいたい一作です

Instagramにてドラマや映画の紹介をしています。

良かったらこちらもチェックしてみてください。

ーーーーー Let’s go on a trip 🛫 ーーーーー

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