唯一演じれないもの

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こんにちは。

映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。

今回は、映画「ハニーボーイ」をご紹介します。

あらすじ

若くしてハリウッドのトップスターに躍り出たオーティスは、
撮影に忙殺されるストレスの多い日々の中で、アルコールに溺れるようになっていた。
2005年のある夜、泥酔して車を運転し事故を起こしたオーティスは、更生施設へ送られる。
そこでPTSDの兆候があると診断され、「まさか」と驚くオーティス。
原因を突き止めるために、今までの思い出をノートに書くようにと言われたオーティスは、
過去の記憶を辿り始める。真っ先に思い出すのは、父のこと。
10年前の1995年、子役として活躍する12歳のオーティスは
いつも突然感情を爆発させる前科者で無職の“ステージパパ“ジェームズに、振り回される日々を送っていた。
そんなオーティスを心配してくれる保護観察員、安らぎを与えてくれる隣人の少女、
撮影現場の大人たちとの交流の中で成長していくオーティスは、新たな世界へと踏み出すのだが──。

感想

2019年に公開されたアメリカ映画。

映画は、実際の映画監督・脚本家であるシア・ラブーフの

幼少期とその父親との複雑な関係を基にした半自伝的な物語です。

タイトル「ハニーボーイ」は、ラブーフの子供時代のニックネームです。

▽ 人物像

→オーティス(12歳時/ノア・ジュプ)(22歳/ルーカス・ヘッジズ)

 若くしてハリウッドスターに躍り出るが、

 撮影時のストレスなどでアルコール依存症になる。

→ジェーム(シャイア・ラブーフ)

 オーティスの父。

 突然感情を爆発させる前科者で無職。

 「ステージパパ」と呼ばれている。

▽ 現実の自分

物語は、オーティスが仕事で俳優として活躍していたときに、

過去のトラウマや父親との葛藤に向き合うシーンから始まります。

オーティスは薬物依存症と精神的な問題に悩んでおり、心の中で過去を振り返る場面が描かれます。

過去に遡ると、オーティスは子ども時代に父親と一緒に過ごしていましたが、

父親は厳しく、愛情を感じられない環境で育っていました。

父親は、オーティスを映画界に引き込むために圧力をかけた為、

オーティスの人生は一度も安定したことがありませんでした。

映画は、感情的な痛みやトラウマに焦点を当てつつ、

家族間の深い絆や、過去を乗り越えて自分自身を取り戻していく姿を描いています。

▽ ちょっとひと息・・・

内容が複雑だったけど、父とのトラウマを乗り越えるために奮闘する姿が凛々しくてかっこよかった。

「天才子役が唯一演じれないのは現実の自分」だなんて。

演技を仕事としている人の中には、「憑依型」な人もいますよね。

カメレオン俳優とも言われていて、役が乗り移ったかのように演じれる人のことをいいますが、

子役時代からそのような感情でいたのは、驚きとともに切ないなと思いました。

最後に

この映画は、自己肯定感や心の癒し、そして家族間での不完全な愛をテーマに、

感動を与えるヒューマンストーリーです。

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ぜひとも観てもらいたい一作です

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