シークレット・ミッション
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、韓国ドラマ「シークレット・ミッション」をご紹介します。
ポチップ
あらすじ
北朝鮮当局の大規模な作戦実行に備え南に潜入し、田舎町でバカのふりをして地域に溶け込むよう命じられた
北の若きエリートスパイ、リュファン（キム・スヒョン）
彼は町で住民を観察しながら、作戦実行命令が下されるその時をひたすら待ちわびていた。
そうして潜入から２年が経ったある日、同志のヘラン（パク・ギウン）がロックミュージシャンになるという謎の任務を
負ってリュファンの前に現れ、部下だったヘジン（イ・ヒョヌ）も普通の高校生に扮し同じ町に派遣されてくる。
リュファンは２人に南の習慣などを教えながら、その生活をサポートし、３人は徐々に南での日常に溶け込んでいく。
そんな中遂に、彼らが待ち望んだその日はやってくる。
当局からの作戦実行命令。しかし、それは彼らが想像していたよりも過酷かつ孤独な戦いの始まりを告げるものだった。
果たして、彼らは無事任務を遂行し、英雄として祖国に戻ることができるのか？感想
韓国で観客動員数600万超のヒットを記録したアクション映画。
「怪しい彼女」のキムスヒョンら、若手スターの競演と体を張ったアクションとコミカルな演技に注目。
▽ 人物像
→リュファン/ドング（キム・スヒョン）
北朝鮮の特殊工作部隊5446部隊のエリートスパイ。
韓国潜入中は、正体がバレるのを防ぐためにバカな青年ドングとして生活。
→ヘジン（イ・ヒョヌ）
北朝鮮のエリートスパイで、リュファンに憧れていた過去が。
韓国潜入中は、普通の高校生として生活。
→ヘラン（パク・ギウン）
北朝鮮のエリートスパイのひとり。
韓国潜入中は、駆け出しのミュージシャンとして過ごしているが、オーディションは不合格続き。
▽ リュファンとドング
本作で、エリートスパイ・リュファンとおバカな青年・ドングを演じたキム・スヒョン。
振り切れた演技と切り替えの速さが、最大の魅力。
仲間の前でキリッとした表情を見せていた彼が、
町の人が姿を現した途端に豹変し、話し方も表情もまるで別人のように変化する。
また、部隊所属らしい美しい肉体を披露したかと思えば、
突然スイッチを入れ替え鏡の前で鼻水を垂らし、階段を何度も転げ落ちる。
命令に従うため、気になっている女性の前で野糞をするシーンも・・・
スヒョン氏、やりますね！！
▽ 平穏な生活を
愛する母の為、過酷な訓練に耐え続け特殊訓練隊で生き延びてきたリュファン。
任務の為に、南で正体を隠して生活していたリュファンは南に染まった反逆者だと疑われる。
ずっと彼は母の元へ帰りたいと願い過ごしてきた。裏切る訳ないのに。
ただ彼は、愛する母と共に平穏な生活がしたかっただけであろう。
そんな愛する母がもう存在していないことを知ったとき・・・
リュファンの絶望感溢れる顔が見ていて辛かった。
生きる意味を失いそうになったリュファンの希望の光となったのが、韓国でドウンとして過ごした時間。
ドウンとして過ごした日々の中には母のように世話をしてくれた老婆、第２の母の存在がありました。
ドウンの貯金通帳には「ドングの給料」「息子の結婚資金」と記載が。
息子のように愛してくれていたのですね。
リュファンは「戻りたい、こんなふうに生きたい」と嘆き願いました。
「班長 生まれ変わるならどんな人に？」
「平凡な国の平凡な家庭に生まれて暮らす人」
リュファンは殺人鬼なんかじゃなく、平穏な平和な世の中を夢見る、母を恋しがる純粋な人だったのだ。
▽ ちょっとひと息・・・
泣きの演技ならこの人！スヒョンさんは、今回もパーフェクトな泣きの演技を魅せてくれました。
母親が亡くなったと知らされた時の絶望的な哀しい表情と、世話してくれた老婆への感謝の涙と。
そういえば、スヒョンさん、今までガチガチのアクションはやったことないような？
アクションもバッチリ決める男なんですね！
最後に
北朝鮮を舞台としたアクション映画かと思って居ましたが、人情溢れるヒューマン系映画でしたね。
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ぜひとも観てもらいたい一作です
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