軍検事ドーベルマン
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、韓国ドラマ「軍検事ドーベルマン」をご紹介します。

あらすじ
ド・ベマン(アン・ボヒョン)は金に忠誠を誓う腐った軍検事。
民間の法律事務所のパートナー弁護士としてスカウトされるために、5年間の軍生活を終える日を待ち望んでいる。
そんな中、除隊を控えたベマンの前に「法を勝る階級はない」と軍法を第一に考える、
新任・軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア)が現れる。
上命下服の軍の世界で、階級関係なしに突き進むウインに対し、自分が除隊するまで事を起こすなとベマンは忠告する。
そんな時、IMディフェンス会長のノ・テナム(キム・ウソク)とアイドル歌手アレンがハン・セナに性的暴行をし、
セナはウインに助けを求める。赤髪姿で現れたウインは彼らを一掃、更にはアレンを拉致する。
一方、同じくテナムの事件を追っていたベマンは、登録されている情報とは全く違うウインの正体に疑問を抱く・・・
感想
2022年上半期のtvN月・火ドラマ視聴率ランキング第1位を記録した大ヒット作。
韓国初の軍法廷・軍検事を扱った痛快アクションドラマです。
▽ 人物像
→ト・ベマン(アン・ホビョン)
大尉。陸軍第4師団所属の軍検事。
幼い頃に軍人である両親を亡くし、叔母に育てられる。
兵役を逃れるため高校を退学になったことがある問題児。
体が大きく、人を投げ飛ばすのが得意。実は正義感の塊。
敵の首に噛みついたら放さない猟犬ドーベルマンのような男。
→チャ・ウイン(チョ・ボア)
大尉。陸軍第4師団所属の新米法務将校。
亡き父親の会社「IMディフェンス」を奪われ、復讐のため軍検事になった新人。
裏の顔は、悪を成敗する赤いウィッグの女。
ト・ベマンの猟犬のような素質に気付き、彼が記憶を戻し共に戦う仲間になることを待つ。
→ノ・ファヨン(オ・ヨンス)
少将。陸軍士官学校出身で、初の女性師団長。
頭脳明晰でポーカーフェイス、人を服従させるカリスマ性がある。
政財界の要人らが所属する秘密私師団「愛国会」唯一の女性メンバーである中心人物。
右手人差し指の第一関節から先がない。
→ヨン・ムング(キム・ヨンミン)
検事出身の弁護士。韓国屈指の法律事務所LOW & ONE代表。
ト・ベマンをスカウトした人物。
VIP依頼人の勝訴のためなら手段を選ばない悪徳弁護士。
→ノ・テナム(キム・ウソク)
MIディフェンスの若き会長。ノ・ファヨンの息子。
社会性に欠け、ト・ベマンに兵役免除を依頼する。
クラブ・カルテルでの性的暴行事件で全国民の怒りを買い、ヨン・ムングに入隊を提案される。
▽ 階級か法律か
「法服を着ることがあっても軍人」のト・べマン。
「軍事法廷では検事」のチャ・ウイン。
正反対のこの2人が、軍隊で起こる事件を解決していきます。
2人の両親を殺したノ・ファヨン。
彼女に復讐をしたいが、高く分厚い壁が・・・
「息子よりも地位を守りたい」「自分の階級を罪の隠謀の道具にする」
そんな恐ろしい女ノ・ファヨンを捕まえ、罪を償わせることができるのか?
▽ 韓国軍隊の問題
このドラマでは実際に韓国軍隊で起こった事件を参考に描かれています。
KPOP男性アイドルにも訪れる兵役義務。
芸能人の中には、診療記録等を偽造して兵役逃れをする人もいるとか。
ドラマでは、ト・べマンがテナムから兵役逃れの手助けを依頼されるシーンが出てきます。
優遇措置疑惑・脱営(兵士が営舎から抜け出すこと)・誤射事件・上官による暴行事件
銃乱射事件・隠蔽・贈収賄行為、様々な事件が発生する。
日本人はあまり馴染みがない軍隊のあれこれ。
韓国の軍隊について知ることができる作品です。
▽ ちょっとひと息・・・
ロックなOSTがドラマのイメージにいいですよね!
オープニングからワクワクしちゃいます。
アン・ボヒョンには軍服とか警護服が似合いますね。
187センチの長身と肉体が素敵なので!筋肉ムキムキが見られるシーンに注目です!
そして、チョ・ボア。
お目目くりくりキュートなイメージから一変。アクションシーンかっこよすぎる!
あと、なんといっても「涙の女王」では、頼りない近所のおじさんだったヨンミンさんが弁護士役だなんて。
一瞬でイメージ変わりますね。
そして、ト・べマンに復讐だと頑張るチンピラさんたち、弱っちぃんです。
なんでそんな弱いのよって(笑)
でも、こういうちょっとコメディ要素が入ることで韓国ドラマがより面白くなるんですね。
最後に
このドラマは、ストーリー展開のテンポがいいです。飽きない!
あと、起承転結の結から物語が始まる回があるのですが、
最初にこれを見ると話の続きが気になってくるんです。入り込ませるのが上手い!
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ぜひとも観てもらいたい一作です
良かったらこちらもチェックしてみてください。
