美しい港

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こんにちは。

映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。

今回は、ドラマ「ペンギンの母たち」をご紹介します。

あらすじ

有名な総合格闘家であるカミラは、オクタゴンの中での試合と7歳の息子の育児を両立する慌ただしい日々を送っていた。
ところが、息子の学校での一件がきっかけとなり、
心理カウンセラーから紹介された"ワンダフル・ハーバー"という施設へ息子を転校させることになる。
そのとき若き母親は、この学校の生徒の親たちが自分とはまったく違う世界の人たちだとは気付いていなかった。
シングルファーザー、インフルエンサー、そしてすべてを息子に捧げてきた母親など、様々な背景を持つ人々がそこにいた。
当初、彼女は学校に対して懐疑的だったが、息子が友達を一人作ったことで、新しい環境を受け入れざるを得なくなる。
しかし、"ワンダフル・ハーバー"にも問題がないわけではないことが明らかになり、
若き母親の激しい本能がむき出しになっていく。

感想

2024年11月にNetflixにて配信された、ポーランド制作映画です。

▽ 人物像

→カミラ(マーシャ・ヴォングロツカ)

 自閉症の息子を持つ母。格闘家である。

→タチアナ(マグダレナ・ルシュチュカ)

 筋ジストロフィーを患っている息子を持つ母。自分に持病が発覚する中、夫は浮気をしている。

→ウラ(バルバラ・ヴィプィフ)

 ダウン症の娘を持つ母。裕福な家庭。

→イェジ(トマシュ・ティンディク) 

 遺伝子異常に特性を持つ娘の父。祖母は特性を持つ孫を嫌っている。

©Netflix

▽ 美しい港

物語は、自閉症の子を持つ格闘家の母親と、障害も持つ子供たちの親たちのストーリー。

主人公であるカミラは、息子・ヤンが学校で問題を起こし障害があると言われ、

特別支援学校を勧められるところから始まります。

「美しい港」”お子さんの翼を広げるお手伝いを”

に息子を連れてきたカミラは、そこにいる生徒たちが「息子とは違う」と受け入れることができなかった。

だが、カミラが心と葛藤している間にも問題は積み重なっていく。

特別支援学校のシステム問題、特別支援児童の退学処分、閉校など…

“大人のペンギンは協力して子供を世話し温める”

こうして「ペンギンの母たち」カミラたちは闘いに行くのです。

▽ ちょっとひと息・・・

第3話、ミハウがママに伝えた

「その顔でいて。僕のせいでママは笑えないのかと思ってた」

胸が熱くなり、ジーンと来ました。

第5話、退学処分になったヘラが行った別の支援学校にて

「彼らの重荷は何だと思いますか?親の期待です」

障害がある子でも、考えること・想うこと・プレッシャーとなってしまうことあるんだなと、

改めて気付かされた場面でした。

最後に

自閉症と診断されたことを受け止めきれない母親、

インクルーシブ教育の現場とその親たちの葛藤を描いたヒューマンドラマ。

【 Netflix で独占配信中!!!】

ぜひとも観てもらいたい一作です

Instagramにてドラマや映画の紹介をしています。

良かったらこちらもチェックしてみてください。

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