カラーパープル
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「カラーパープル」をご紹介します。

あらすじ
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。
さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。
そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。
彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。
そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。
引用:ワーナー・ブラザーズ/映画「カラーパープル」公式サイトより
感想
スティーヴン・スピルバーグ監督の伝説の名作がミュージカル映画として新たに誕生。
▽ 人物像
→セリー(ファンテイジア・バリーノ)
義父の性的虐待により子供を産まされ、義父が決めた男と結婚させられる、自由のない生活を送る少女。
→シュグ(タラジ・P・ヘンソン)
歌手になる夢を叶えた女性。
→ソフィア(ダニエル・ブルックス)
自立した強い女性。
→ネティ(ハリー・ベイリー)
セリーの最愛の妹。セリーが嫁に出されたことで離れ離れになる。
▽ 虐げられてきた
物語の主人公となるのは、10代の少女セリー。
彼女は義父により虐待を受けた末に子供を産まされ、子供たちは手放すことを余儀なくされる。
セリーは、教育を受けることも禁じられ、ミスターと呼ばれる粗暴な男と結婚させられるが、
この結婚生活もまた虐待に満ちたものとなり、孤独で苦しみに満ちた生活を送っていた。
これは、20世紀初頭のアメリカ南部を舞台に、
黒人女性が人種差別・階級などの困難や逆境を乗り越え、自己発見、愛、解放を描いた物語だ。
▽ 希望の光
奴隷のような扱いにより、孤独に生きてきたセリーだったが、徐々に自分を取り戻すための希望を見つけていく。
彼女はミスターの愛人である歌手シュグや、活動家のソフィアとの友情を通じて自尊心や生きる力を学ぶ。
シュグはセリーにとって特別な存在となり、彼女の人生に変化をもたらしてくれた。
また、一通の手紙も希望の光となる。
セリーは手紙を通じて自分の妹ネティとのつながりを取り戻し、
妹がセリーの子供たちと一緒にアフリカで生活していることを知る。
最終的にセリーはミスターから独立し、自分自身の人生を築いていく決意を固めるのだ。
女性の強さや自由、そして抑圧を乗り越える精神の讃えが描かれている。
▽ ちょっとひと息・・・
今だにある黒人差別。
この物語は、差別問題もテーマとされていますが、
ソフィアが子供たちの前で黒人差別をされるシーンは、本当に怒りが込みあがりました。
人権ってなんなんだろうって考えちゃいました。
最後に
人生の厳しさや希望、再生を深く描いた名作。
ミュージカルを通して、人間の尊厳や自由について考えさせられる、そんな作品です。
【 Netflix Amazonprime Hulu で配信中!!!】