川っぺりムコリッタ
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「川っぺりムコリッタ」をご紹介します。

あらすじ
誰とも関わらずに生きていくことを決め、イカの塩辛工場で働き始めた山田。
社長から紹介された川沿いにある共同住宅「ハイツムコリッタ」で生活を開始する。
ある日、隣室の島田が風呂を貸してほしいとやってくると、それ以来山田の静かな日々は一変。
ひっそりと生きるつもりだった山田だが、いつのまにか個性的なアパートの住人たちと関わりを持つようになる。
しかしそんなある時、山田がこの町にやってきた秘密を、島田に知られてしまう…
感想
萩上直子さんの小説が、2022年に映画版で登場。
※ 牟呼栗多 : 仏教における時間の単位のこと
▽ 人物像
→山田たけし(松山ケンイチ)
水産加工場の「沢田水産工業」で働いている。
→島田幸三(ムロツヨシ)
隣部屋の住人。小さな菜園を持っている。
→溝口健一(吉岡秀隆)
墓石の訪問販売をしている。
→溝口洋一
溝口の息子。場面緘黙症を患っている。
→南詩織(満島ひかり)
ハイツムコリッタの大家。
→南カヨコ
南の娘。小学3年生。
→沢田(緒形直人)
沢田水産工業の社長。
→中島(江口のりこ)
沢田水産工業のベテラン社員。
→堤下(柄本佑)
市役所の職員。

▽ 生きる意味とは
この映画は、共同住宅のユニークな住人たちと関わりながら
自分の過去や人生に向き合う姿を描いた作品です。
孤独や生と死のテーマが重なる一方で、登場人物たちの日常は穏やかで、温かな交流が徐々に育まれます。
山田が直面するのは、父の死やその遺骨の存在、さらには彼自身が抱える暗い過去。
しかし、隣人の島田や管理人の南と過ごすことで、彼が少しずつ変わり始めます。
のどかな自然や日常のささやかな喜びが描かれながらも、
現代社会における「生きること」の意味が考えさせられる一作です。
せつな たせつな ろうばく むこりった
引用:「川っぺりムコリッタ」より

▽ ちょっとひと息・・・
お父さんの遺骨を引き取るシーンにあった身元不明の遺骨たち。
映画の世界だけじゃなく、実際にあるんですね。
そして、私も小さい頃に聞いた「蜘蛛の糸」。
いまだに覚えているくらい印象的なストーリーだったな~
最後に
心に残る温かさと共に、現実の厳しさを感じさせる深みのある作品です。
観る人に静かな感動を与える、丁寧に作られた映画です。
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ーーーーー Let’s go on a trip 🛫 ーーーーー
