損するのは嫌だから
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、韓国ドラマ「損するのは嫌だから」をご紹介します。

あらすじ
コンビニで夜間アルバイトをするキム・ジウク(キム・ヨンデ)は正義感が強く、
誠実で助けが必要な人を無視できない性格。
ある日、常連客のソン・ヘヨン(シン・ミナ)から突然プロポーズを受ける。
初めは断ったジウクだったが、結婚式”だけ”を一緒に挙げるという新郎のアルバイトをすることに。
感想
2024年にAmazonプライムにて配信された、ロマンティックラブコメディドラマ。
▽ 人物像
→ソン・ヘヨン(シン・ミナ)
里親活動をしていた実の母親との時間を他の子どもに奪われ「常に損をする側だった」と
感じていることから、損をするのが嫌な女性に育った。
現在「クルビ教育」教育1チーム課長。
社内公募で大賞を取りスピード出世を狙おうとするが、
既婚者でなければならないことを知り、偽物の結婚式を挙げようとする。
→キム・ジウク(キム・ヨンデ)
コンビニの夜間アルバイト店員。
町内のあらゆる困り事を解決することから、”市民警察”や”天使”と呼ばれている。
助けが必要な人にすぐに手を貸してしまう誠実な性格。
なぜか唯一、コンビニの常連客であるヘヨンとだけはいつもケンカしがち。
そんなヘヨンから”偽の新郎”バイトを持ちかけられ、当然即断るが、結局優しい性格から協力することに。
→ボク・ギュヒョン(イ・サンイ)
財閥3世で、ヘヨンが勤める会社のCEO。
運命の愛を信じない独身主義だったが、
会長である父から会社を業界No.1にするか、結婚するかを迫られていて悩んでいる。
→ナム・ジャヨン(ハン・ジヒョン)
ヨン・ボラという名で活動する、大人向けの恋愛を書く大人気ウェブ小説作家。
ひょんなことがきっかけで、ヘヨンの会社のCEOギュヒョンと出会うことに。
ヘヨンの同居人で家族のような関係。
▽ 損と得
この作品では、「損・得」勘定を重視する主人公たちが巻き起こす恋愛模様が描かれています。
主人公のヘヨンは、里親活動をしていた母親のせいで愛情を注いでもらえず大人になったため、
計算高い性格で、恋人とも「損をしたくない」という理由で別れるほど損得に敏感になってしまった女性。
「学校に同じ額払っているのに女子だけ面積の少ないドッチボールは損だ」
「同じタバコでもタールが少ないのは損だ」
そんな彼女がある時、スピード出世するには”独身が損”だとし、契約結婚を計画することになります。
選んだのは、よく行くコンビニの店員ジウク。
最初はただただ損するのが嫌な女だったヘヨンが、次第にジウクに気持ちを委ねていきます。
一方のジウクは、他人に迷惑をかけたくないと考える真面目な性格で、
助けが必要な人にすぐ手を貸してしまう誠実な男性。
突然、コンビニの常連客であるヘヨンから”偽の新郎”バイトを持ちかけられ、
当然即断りますが、結局優しい性格から協力することに。
そんなジウクも、次第にヘヨンを信頼していきます。
大好きな祖母が旅立ちひとりぼっちでいたジウクには、味方がいなかった。
そんな時突然現れたヘヨンに心を開いていきます。
「損をするのを何よりも嫌う彼女が、ボクを選んだ。大切な人の人生を壊さないと認めてくれた」
ヘヨンに味方でいてほしくて離せなかった偽の結婚指輪が、2人を繋ぐ象徴となりました。
▽ ちょっとひと息・・・
「損をするのも、損をさせるのも嫌」なヘヨン。
1話で出てくるセリフ「自分の都合で結婚式をするのに新郎の記憶を残すのは申し訳ない」
最初は、結婚式に来た人に新郎の顔を認識させてはダメだという意味かと思ってましたが、
よくよく考えてみると、自分の都合での結婚式なのに、
まだ結婚をしたことのないジウクにこの記憶を残すのは申し訳ない
という意味のヘヨンなりの優しさなんですね。
最後に
このドラマにはスピンオフ作品「社長のお品書き」があります。
交互に見てみるとこれまた面白いのでおすすめです。
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