ヒエラルキー
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、韓国ドラマ「ヒエラルキー」をご紹介します。

あらすじ
上位0.01%に位置する財閥や大企業の令嬢・御曹司など桁違いのお金持ちばかりが通うチュシン高校。
この高校は、ヒエラルキー(階層や階級を意味し、上位に立つ者が圧倒的な権力を持つ)が存在する。
そんなチュシン高校では「ノブレス・オブリージュ(貴族の義務:高い社会的地位には義務が伴う)の実践」と称し、
一般家庭の子供も韓国最高レベルの教育サービスを受けられるように奨学金を支給する制度を設けていた。
その制度を利用し、チュシン高校に編入してきたカン・ハ。
誰もが小馬鹿にし見下していた彼が、やがて校内のヒエラルキーを変えていくこととなる…
感想
▽ 人物像
→カン・ハ(イ・チェミン)
ある目的を胸にチュシン高校に編入してきた優秀な奨学生。
飾らず親しみやすい明るい性格で、大型犬のような無邪気な魅力を持っている。
しかし、彼が編入してきたことで学園内の秩序に亀裂が入り始めまる。
→チョン・ジェイ(ノ・ジョンウィ)
ジュユルグループ令嬢。学園の女王として絶大な権力を誇る。
学園で一目置かれ近寄りがたい存在ですが、本人は高貴な品格を持ちながら優しい性格をしています。
→キム・リアン(キム・ジェウォン)
曾祖父がチュシン高校の創始者で、チュジングループの御曹司。
学園の王様としてチュシン高校のトップに君臨している。
チュシングループとライバル関係にあるジュエルグループの令嬢チョン・ジェイと恋人関係あったが、
突如別れを切り出される。
→ユン・ヘラ(チ・へウォン)
ジェイ、リアン、ウジンの幼なじみで、韓国屈指の大手貿易会社インターナショナル・ユンの末娘。
ジェイの自称・親友でもあり、モデル並みのルックスを持っています。嫉妬深い性格です。
→イ・ウジン(イ・ウォンジョン)
政治家を輩出してきた名家の次男。
整った顔立ちで明るく愛想の良い優しい性格をしているが、
ジェイ、リアン、ヘラの幼なじみ3人にも言えない秘密の交際相手がいます。

▽ 社会階級
このドラマは、高校という限られた空間を通じて、
韓国社会の厳しいヒエラルキー(階級構造)をリアルに描いています。
それぞれ異なる背景を持つ生徒たちで、ある者は自らの地位を守るため、
またある者はトップに立つために、あらゆる手段を駆使します。
友情や恋愛、裏切り、陰謀が絡み合い、学園内外での対立や葛藤が激化していく中で、
彼らがどのようにこの過酷な環境を生き抜くのかがポイントとなります。

▽ 若手俳優の集結
各キャラクターが単純な善悪ではなく、複雑に描かれています。
彼らは、ただトップに立ちたいのではなく、それぞれに事情や理由があるのです。
果たして、エリートとしてのプレッシャーや家庭の問題が、彼らの行動にどのような影響を与えているのか。
さらに、チェミン・ジョンウィ・ジェウォンなど若手俳優たちの集結により、
俳優陣の演技力が高く評価され人気を集めています。

▽ ちょっとひと息・・・
学園が舞台なのに、結構複雑でドロドロで、ヒストリーな感じだった。
そして、すごい謎が残ったラストだった。
続編あるのかな?
あれは誰だったのかな?
みんなの思考は、ジェイの弟っぽい?
最後に
この作品は、学園ドラマの枠を超えて、社会の不平等や権力構造、競争社会の問題を描いた作品となりました。
【 Netflix で独占配信中!!!】