世界一キライなあなたに
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「世界一キライなあなたに」をご紹介します。

あらすじ
イギリスの田舎町で暮らすルイーザ。働き手のいない家族を支えながらカフェでウェイトレスをしていたが、
ある日、カフェが店を閉じることになり、ルイーザは職を失う。
それでも、なんとか仕事は見つけ、
バイク事故で車椅子生活を余儀なくされている大富豪ウィルの世話係を半年間務める事になる。
最初はルイーザに冷たく当たっていたウィルだったが、
彼女の明るさに触れ、次第に打ち解けていき、いつしか2人は恋に落ちる。
だが、ルイーザはウィルが決めた「生きる時間があとわずかだと知る。
感想
ジョジョ・モイーズによる恋愛小説を映画化。
▽ 人物像
→ルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)
職を失い、新しい仕事としてウィルの介護をする。
→ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)
事故により重度の脊髄損傷負って四肢麻痺になっていた元実業家。
ルイーザとの出会いで心が変わる。
→カミーラ・トレイナー(ジャネット・マクティア)
ウィルの母。
→スティーブン・トレイナー(チャールズ・ダンス)
ウィルの父。
→ネイサン(スティーブン・ピーコック)
ウィルの主治医。
→パトリック(マシュー・ルイス)
ルイーザの恋人。
ルイーザが男性の介護をすることをよく思っていない。
▽ 幸せとは何か
事故の影響で四肢麻痺になったことで、以前のように生きることができず、絶望感に苛まれていたウィル。
そんなウィルを変えたのは、
ド派手なファッションと楽しくオーバーな話をしてくれる、ちょっぴり破天荒なルイーザでした。
最初はウィルの態度に困惑していたルイーザでしたが、
少しずつ彼との距離を縮め、彼に生きる希望を持ってもらおうと努めます。
二人の間に生まれる特別な絆と、お互いの心の変化が描かれますが、
やがてルイーザはウィルが「自分の生き方」を決めていることを知り、
二人の関係に難しい選択が迫られることに…
ここで考えるのは「愛する人の幸せとは何か」ということ。
ルイーザはウィルを幸せにしたいと願う一方で、彼の人生に介入する難しさに悩みます。
ウィルもまた、どれたけ愛されても自分の選択を変えない理由に誇りを持ちます。
生きる意味や人の自由意志について深く問いかけ、
愛と葛藤の中で何が本当に大切なのかを考えさせられる作品です。
▽ ちょっとひと息・・・
「愛とは相手の選択を尊重することでもある」
というメッセージが心に残ります。
「安楽死」は日本では認められてはいませんが、世界のどこかの国では当たり前にあることですよね。
愛する人が、もし、この選択をした時。
自分もルイーザのように全力で止めるだろうなと思ったけど、
苦しむことが辛いと言われたら、止めに入ることができるのだろうか?と自問自答を繰り返しています。
多分、答えは見つからない。
最後に
愛する人をどう支えるか。
その選択に対する覚悟などを真剣に描いた、深く考えさせられる作品です。
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