土地狂ってる。

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こんにちは。

映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。

今回は、ドラマ「地面師たち」をご紹介します。

あらすじ

2017年、再び土地価格が高騰し始めた東京。
伝説の大物地面師・ハリソン山中に誘われ地面師詐欺の道に踏み込んだ辻本拓海。
それぞれにプロフェッショナルな犯罪者数名で構成された地面師グループの彼らは、
緻密かつ周到な計画で大手デベロッパーに詐欺を仕掛け、巨額を巻き上げていた。
そんな彼らが次なるターゲットに選んだのは、時価100億円とも言われる土地。
前代未聞の詐欺に挑む一方で、かつてハリソンを逮捕寸前まで追い込みながら、
結局逮捕することができなかった定年間近の刑事・辰は、新人刑事と共に独自の捜査を開始していた。
騙す側と騙される側、そして刑事の三つ巴の争いは、次第に拓海の「過去」とハリソンの「因縁」を浮き彫りにしていく。

感想

土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、

多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う「地面師」の犯罪を描く。

2017年に実際に起きた被害額約55億円に上る「積水ハウス地面師詐欺事件」をモデルとしている。

▽ 人物像

→辻本拓海(綾野剛)

 優しい顔で相手に安心感を与えターゲットを仕留める、地面師グループの冷静な交渉役。

 ある事件に巻き込まれ家族を失い、失意の中、大物詐欺師のハリソン山中と出会い、

 地面師グループの中でもフロントとなる交渉役として詐欺の仕事を始める。

→ハリソン山中(豊川悦司)

 大物地面師であり、地面師グループのリーダーであり首謀者。

 元暴力団幹部で、バブル崩壊後に都内の雑居ビルを巡る詐欺事件での逮捕歴があるが、

 地面師グループの中ではリーダーのため、騙す相手と直接対峙することは少なく

 警察も足取りをつかめずにいる。拓海を地面師として信頼している。狂気的な存在。

→竹下(北村一輝)

 詐欺の対象となる土地の初期情報を集める情報屋こと図面師。

 候補の土地、想定取引価格、売主情報などをいくつかリサーチし、

 ハリソンに次のターゲットとして提案する。金に目がないヤク中。

→後藤(ピエール瀧)

 元司法書士で、書類偽造や相手との直接交渉を担当する法律屋。

 不動産に強い法律知識と、適当な関西弁の巧みな話術で交渉相手をまくし立て、動揺させる。

→麗子(小池栄子)

 地主の「なりすまし犯」を用意するキャスティング担当こと手配師。

 全国各地を渡り歩きお金を必要とする候補者を探してスカウトし、

 地主の個人情報、不動産情報を叩き込む教育係であり、自身は交渉現場には出向かない。

 虚勢を張っているが実は情に脆い。

→長井(染谷将太)

 デベロッパーとの契約に必要なパスポートや運転免許証など公的文書を偽造する職人ことニンベン師。

 潜入捜査でもリモートでハッカーとして活躍する。

 基本は引きこもりだが、拓海とはなぜか打ち解けている。

→オロチ(アントニー)

 竹下の子分でパシリ。地面師になりたいと思っているが、地頭は良くなく、足を引っ張ることが多い。

 半グレの風貌をしているため、ターゲットに警戒されることが多い。

→辰(リリー・フランキー)

 警視庁捜査二課の警部。ハリソン山中の逮捕に執念を燃やしていたものの、

 その足取りをつかめず、定年を間近に控えていたが、新たな地面師詐欺が起こり独自の捜査を始める。

→倉持(池田エライザ)

 警視庁捜査二課の巡査部長。いずれは捜査一課に行きたいと思っている新人刑事。

 辰とバディを組むこと になり、地面師事件を追いかけるようになる。素直さが取り柄。

→青柳(山本耕史)

 業界でも最大手デベロッパーの一つである石洋ハウスの役員で、開発事業部の部長。

 同期のライバル役員・須永と次期社長争いをしており、早急に開発用地を必要としている。

▽ サイコパスなハリソン

ネタバレ等を一切見ずに、初見でトヨエツさん演じるハリソンを見た時、

物静かで淡々としている司令塔なのかと思ってた。

物語を進めていくとサイコパス具合がハンパない。どれだけ人を殺めるのか。

そして仲間と思っている人達さえも堂々と切り捨てる。

それを動画にし、その動画を見ながら自慰する。なんとも恐ろしい。

プラス、トヨエツさんの演技が、無感情で声も荒げることなく穏やかだから余計に怖さサイコパスっぷりが増す。

▽ 綾野剛の演技力

彼にしか出せない、彼だけのオーラがある。

何を考えてるかわからないミステリアス感と、目で語る憎しみの感情、

そういうのを上手く表現できる人ってなかなかいないんじゃないかなと思います。

今回演じた拓海も、地面師になる前はごく普通の父親だった。

その時の父親としてのオーラと地面師としてのオーラ。

そして地面師の中での役に成りきっているときのオーラと、全てが違うオーラに見えるんです。

最後、地面師から解放されて1人の男となったオーラもまた違うものになっていました。

▽ ちょっとひと息・・・

予告もなしで観たので、こんなにグロテスクなんて思わなかった。

何度か「わぁぁ」と目を背けてしまった。

それだけリアルに描かれているのですね。

そして、トヨエツさん演じるハリソン。

最後捕まえられなかったのが、微妙な終わり方だったなと思った。スッキリしなかった・・・

最後ぐらい、拓海の手で終わらせてあげてほしかったです。

最後に

「もうええでしょ〜」

「アドリブで」

「もっとも〇〇で」

流行語大賞に入りそうだな~(笑)

【 Netflix で独占配信中!!!】

ぜひとも観てもらいたい一作です

Instagramにて映画やドラマの紹介をしています。

良かったらこちらもチェックしてみてください。

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