永遠の門 ゴッホの見た未来
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」をご紹介します。

あらすじ
画家としてパリで全く評価されないゴッホは、
出会ったばかりの画家ゴーギャンの助言に従い南仏のアルルにやってくるが、
地元の人々との間にはトラブルが生じるなど孤独な日々が続く。
やがて弟テオの手引きもあり、待ち望んでいたゴーギャンがアルルを訪れ、
ゴッホはゴーギャンと共同生活をしながら創作活動にのめりこんでいく。
しかし、その日々も長くは続かず……。
感想
オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの人生を描いた伝記映画で、2018年に公開されました。
監督はジュリアン・シュナーベルで、ゴッホ役にウィレム・デフォーが演じています。
▽ 人物像
→フェンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)
パリで画家をしていたが、全く評価されず。
ゴーギャンに「南へ行け」と言われ、南フランス・アルルに来る。
→テオ・ファン・ゴッホ(ルパート・フレンド)
ファンセントの弟。画家。
→ポール・ゴーギャン(オスカー・アイザック)
画家の1人。ファンセントに南フランスに行くよう勧め、自身も共同生活をする。
▽ ゴッホの世界
物語は、ゴッホがフランス南部のアルルに移り住み、晩年の絵画活動に集中する様子を中心に展開されます。
作品が世に理解されずとも筆を握り続けた不器用な生き方を通して、
多くの名画を残した天才画家が人生に何を見つめていたのか…。
孤独と貧困、精神的な不安定さに悩まされながらも、
ゴッホは鮮やかな色彩と独自の視点を持った絵画を次々と生み出していきます。
彼が追い求めた「見たことのない光景」や「自然の本質」を表現しようとする姿は、
彼の絵画に込められた純粋な美への憧れと深い情熱を感じさせます。
また、ゴーギャンとの友情や対立、精神病院での入院生活なども描かれ、
周囲の理解を得られず苦しむゴッホの姿がリアルに表現されています。
ゴッホの人生を通して、芸術とは何か、孤独とはどういうものかを深く考えさせられる作品です。
▽ 芸術と映像美
映画の独特な映像表現も魅力の一つです。
ゴッホの目に映る風景が、独特の色彩や揺れるカメラワークで描かれ、
まるでゴッホの視点で世界を見ているような錯覚に陥ります。
彼が作品に込めた感情や混乱、自然への愛を体感しているかのようで、
印象に残る映像体験をすることができます。
▽ ちょっとひと息・・・
配信されていたから観てみようと思った映画。
ゴッホの生涯を物語にした感じで、
天才にも悲惨な過去があったんだなと知りました。
ただ、精神的に病んでる時の方が、アイデアとか素晴らしい芸術が降りてくるのだろうなと思った。
最後に
アートと孤独、そして生きることの意味を問いかけてくるような本作は、
改めてゴッホの天才性とその孤独を考えさせられる、心に残る素晴らしい作品です。
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