ザ・チャンピオン
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「ザ・チャンピオン」をご紹介します。

あらすじ
才能に恵まれながらも短気な性格で問題を抱える若手サッカー選手ディエゴ。
ある日、試合中のケンカ騒動で出場停止となってしまう。
ディエゴは、チームが雇った内気な教育心理学者アレックスのもとで、自己の内面と向き合うことを余儀なくされる。
彼は、自身の感情や過去と向き合い、成長することができるのかー。
感想
Netflixにて7月に配信された、スペイン発のヒューマンドラマ。
▽ 人物像
→ディエゴ(マルセル・セラーノ)
才能がある若手サッカー選手。だが、短気な性格でよく問題を起こす。
→アレックス(ダニ・ロビラ)
内気な教育心理学者。トラウマを抱えている。

▽ ディエゴの葛藤
短気な性格で問題ばかり起こすディエゴ。
常に喧嘩っ早いし、プールサイドで美女とパーティーをしたり、
高価な車を乗り回したり、人を売買できることを何事もないように自慢したりする。
性格が悪く見えるけど、本当は臆病で子供っぽいだけ。
失語症であることがアレックスにバレてしまうが、障害を隠す為に荒々しい性格になってしまったのだろう。
そして、長年抱いていた父への葛藤もあったのだろう。
▽ アレックスの葛藤
ディエゴだけではなく、アレックスも内気で葛藤を持っていた。
アレックスは天才に関する講座を教えている教育心理学者で、常に天才に関して分析をしている。
そんな彼も問題を抱えている。
例えば、触れられ過ぎたり、人混みの中にいることに恐怖を感じたり。不安症のため薬を飲んで過ごしている。
そんな彼らの相互作用が、互いの人生に大きく変化をもたらしてくれるのです。

▽ ちょっとひと息・・・
アレックスが、講座中に学生たちに、
「天才とは、子供時代を取り戻すこと」と伝える。
この言葉がすごく印象に残ってるのですが、
そこで思い出されるのが、
ディエゴが揃えたルービックキューブ。サッカーをする時。車を運転してるとき。
どんだけやんちゃで短気でも、ニュアンスとして子供時代が頭にあるから天才なんだなって。
そういうことか〜と思いました。
最後に
サッカーを舞台としたスポーツ映画としてだけでなく、ヒューマンドラマとしても優れた作品です。
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