バービー
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「バービー」をご紹介します。

あらすじ
完璧なバービー人形たちが住むバービーランド。
そこでは、バービーたちがそれぞれ異なる役割を持ち、平和な生活を送ってた。
しかし、ある日突然、完璧だったバービーの身体に異変が?
シャワーは冷たくて、口臭もあるし、足はべた足になっちゃうし。
このおかしな状況をなんとかしようと、バービーはケンと共に人間の世界にいる持ち主を探しに行くことに。
現実世界に飛び出すバービーは、そこで経験する現実の複雑さや不平等に直面していく。
彼女が選んだ道とはー?
感想
2023年に公開された実写映画。
グレタ・ガーウィグが監督を務め、マーゴット・ロビーが主人公バービーを演じています。
▽ 人物像
→バービー(マーゴッド・ロビー)
いつもハッピーでおしゃれが大好きな人気者。
バービーが女の子にロールモデルを提供しているおかげで
現実世界でも性差別がなくなり女性たちが活躍していると信じている。
ある時死について考えるようになり、空を軽々と舞えなくなる、シャワーからちゃんと水が出る、
かかとが地面に付くなど、バービーの身体に異変が?
→ケン(ライアン・ゴスリング)
ブロンドヘアで腹筋が割れている、バービーのボーイフレンド!?
バービーに好意を持つが、バービーにはあまり相手にされていない。ピュアすぎて暴走しがち。
→グロリア(アメリカ・フェレーラ)
サーシャの母親。マテル社のデザイナー。
実はストレス解消のため娘のバービー人形で遊んでおり、
バービーの異変は彼女の精神的ストレスが原因だった?
→サーシャ(アリアナ・グリーンブラット)
バービーの持ち主にあたる現実世界の10代の少女。
人形遊びを卒業していて、思春期でZ世代というもあってか自分に会いに来たバービーに対しては
「セクシーだけが売りの頭空っぽの人形で美の基準を押し付けている」
「女性の社会進出を50年ほど遅らせた」と辛辣な物言いをし毛嫌いしている。

▽ バービーランド
バービーランドは、ピンクを基調とした完璧な世界として描かれています。
バービーたちが生活している建物や衣装、小道具などを本物のように描くことで、
まるでおもちゃの箱の中にいるかのような感覚を楽しむことができます。
この人工的な世界とリアルな世界の場面が、
映画のテーマである理想と現実の対比を象徴するひとつとなります。

▽ 社会的メッセージ
映画「バービー」は、ただのおもちゃの世界の話ではなく、
現代の社会問題や自己発見のテーマを描いた物語になっています。
バービーは完璧な世界「バービーランド」から現実の世界へと飛び出したことで、
自己のアイデンティティや女性の役割・生き方について問うようになります。
特に、バービーが完璧でなくなる瞬間や、自己探求を描いた部分は、メッセージ性が強く、
視聴者に響く内容となっています。
また、ジェンダーの固定観念に対する皮肉や、女性の生き方についての深い考察が散りばめられており、
現代社会を考えるきっかけを与えます。

▽ ちょっとひと息・・・
バービーランドの建物や衣装が、色々と懐かしいな感じました。
「あれ、持ってたな!」「パッケージこんなんだったなぁ」と。
バービー人形よく遊んだなぁ~
小さい頃の憧れですよね、バービーって!
冒頭に出てくるシーンなんて、まさしくその通りだったなと思いました。
自分もバービーを通して、「大人になったらお洒落な服着て、髪染めて、彼氏作るぞっ!」なんて思ってたな〜
最後に
映画「バービー」は、ポップなコメディではありますが、
鮮やかなビジュアルに隠された深いテーマが詰め込まれた作品です。
フェミニズムやジェンダーに関する問いかけ、理想と現実についてなど。
バービーを通して、現代社会について深く考えさせられるきっかけとなりました。
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