ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
こんにちは。
映画・ドラマが好きなテレビっ子、うる。です。
今回は、映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」をご紹介します。

あらすじ
16歳の少年ジェイコブ・ポートマンは幼い頃から、
祖父エイブから「奇妙なこどもたち」と過ごした若かりし頃の話を聞いて育つ。
ある日、ジェイコブは祖父が謎の死を遂げる場面に遭遇し、
彼の言っていた不思議な話が真実である可能性を感じ始める。
祖父が遺した写真や手紙を手がかりに、ジェイコブはウェールズの小さな島へと向かい、
「奇妙なこどもたち」が住む家を見つけ出す…
感想
ランサム・リグズによるファンタジー小説を映画化。
▽ 人物像
◆奇妙な大人
→アルマ・ルフェイ・ペレグリン(エヴァ・グリーン)
屋敷の女主人として、厳しくもあたたかく「特殊な能力がある奇妙なこどもたち」を養う。
「インブリン」と呼ばれる特殊能力を持ち、ハヤブサに変身し、時間を操る能力を持つ。
→エイブラハム・”エイブ”・ポートマン(テレンス・スタンプ)
ジェイクの祖父で、奇妙な人々を見ることができる。
「奇妙なこどもたち」が暮らす家に一時期過ごしており、ジェイクにその話を語って聞かせた。
ジェイクのことをティグリスク(ポーランド語で「小さな虎」という意味)と呼ぶ。
→エスメラルダ・アヴォセット(ジュディ・デンチ)
ミス・ペレグリンと同じ「インブリン」で、同じく「奇妙なこどもたち」を保護していた。
バロンの手先にタイムループを襲われ、自分のこどもたちを殺されて以来、
ミス・ペレグリンの元へ身を寄せている。時を操り、ソリハシセイタカシギに変身する能力を持つ。
◆奇妙なこどもたち
→ジェイコブ・”ジェイク”・ポートマン(エイサ・バターフィールド)
エイブの孫で16歳。
ミス・ペレグリンの屋敷を訪ね、彼女から「こどもたち」を守る任務を与えられる。
祖父同様に奇妙な人々を見ることができる。
→エマ・ブルーム(エラ・パーネル)
空気より軽く宙に浮くことができるが、飛んでいってしまわないよう、足かせ代わりの鉛の靴を履いている。
風を操る能力を持ち、また水中で呼吸したり泡を作ったりできる。
1940年代にはエイブの想い人だったが、今ではジェイクの想い人である。
→イーノック・オコナー(フィンレイ・マクミラン)
降霊術を行い、無生物へ一時的に生命を吹き込む能力を持つ。オリーヴとよく一緒にいる。
→オリーヴ・アブロホロス・エレファンタ(ローレン・マクロスティ)
指から炎を放つ能力を持ち、イーノックと仲がいい。
触れた物を焼き払ってしまわないよう、肘まである手袋を着けている。
→ミラード・ナリングス(キャメロン・キング)
透明人間の男の子。服を着ていないときは喋らない限りどこにいるか全くわからない。
→ブロンウィン・ブラントリー(ピクシー・デイヴィーズ)
最年少で、怪力の持ち主。
→フィオナ・フラウエンフェルト(ジョージア・ペンバートン)
植物を操り、育てる能力を持つ少女。
→ヒュー・アピストン(マイロ・パーカー)
お腹の中にハチを飼っている少年。
→クレア・デンスモア(ラフィエラ・チャップマン)
頭の後ろにも口があり、食事の時には鋭い歯を持つこの口を使う。
→ホレース・ソムナッソン(ヘイデン・キーラー=ストーン)
片眼から自分の夢(予言となることもある)を投影することができる。紳士の装いをしている。
→双子 (ジョセフ&トーマス・オドウェル)
常に仮面を被った双子の男の子。能力は意外なところで明らかとなる。
▽ タイムループ
ペレグリンの家では、特別な能力を持つこどもたちが、時を繰り返し生きるタイムループの中で生活しています。
そして、彼らを守るため、時を操る力を持つミス・ペレグリンが「家長」として彼らを見守っています。
しかし、奇妙なこどもたちを狙う危険な存在もおり、
ジェイコブは彼らを助け、危機を乗り越えようと奮闘します。
このタイムループ。
なぜ、ミス・ペレグリンたちが時を戻し繰り返し同じ時間を生きているのか…
その謎が物語に隠されています。
▽ 奇妙なこどもたち
物語は、奇妙なこどもたちがジェイコブと共に悪に立ち向かうお話。
奇妙なこどもたちにはどんな過去があるのか、どのような能力を持っているのか、
謎が少しずつ明らかになります。
奇妙な能力を持つこどもたちのキャラクターがユニークで魅力的であり、
一人ひとりが抱える孤独や苦悩を感じることができます。
また、ジェイコブの成長や仲間との絆も描かれていて、
彼が「自分の居場所」を見つけていく過程に共感を覚えます。
▽ ちょっとひと息・・・
ファンタジーな世界観とか雰囲気が素敵だなと感じました。
遊園地や船でのバトル、奇妙なこどもたちの活躍が素晴らしかった。
タイムループという設定がストーリーを難しくさせるけど、
これがあることで不思議な雰囲気へと仕上がるのですね。
最後に
ジャンルはホラーに分けられますが、ただのホラーやファンタジーではなく、
友情や家族愛もテーマに含まれる、心温まる作品です。
そして、独特の雰囲気や謎めいた写真の数々が新鮮で、
異世界に迷い込んだような感覚を味わえる魅力的な作品です。
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